今、痛みと向き合っている。体のそして心の。痛みからどれほどのことを教えられているだろうか。それは人間の体があってのもの。感覚があってのもの。
疼痛には様々なものがあり、原因もそれぞれ違うのだろう。何しろ、自分の痛みの原因が自分でわかっていないのだから。あちこちの病院やら整体に通って、色々な運動を試しジムにも行った。痛みに効くと言われれば素直に試す。金がかかる。妄信するのも違うので一定期間続けて効果がなければやめることになる。これの繰り返し。痛いと精神的にも参る。これは本当に。痛いんだと聞かされている家族も、「うん(もうわかったよ)」という心境になっている。痛みは心の痛みになる。
痛みは心から来ているとも言われる。どっちが先ということでもないが当然ながら関連し合っている。痛いと思えば思うほど痛いので気を散らせるといいらしい。
痛みと向き合ってみると本当に興味深い。人間の体と心の不思議にあらためて驚かされる。
そんな悠長なことを言っていられる状況ではないのだけど、痛みをとおして自分が何かを気づき、学ぶこと、今まで通り過ぎていたところで立ち止まってみることを促されているようにも感じる。
はっきりとした原因がわからずに悩んでいる人が多いものには、これぞ解決策と主張するものもやはり多い。YouTubeとか見ていると本当に多い(いくつ見たかわからない)。
みんな痛みを消したいのだ、どうにかして。この痛みを消してくれるものならすがってやるという感じだ。私もこの痛みさえなければ今幸せなのに、とずっと思っていた(いる)。
でもどうだろうか?果たしてそうだろうか?
痛みは何かを伝えたいのかもしれない。痛みの気持ちになると素通りしないでほしいと思う。消したら済むものではないのかもしれない。消そうとすればするほど消えないのかもしれない。
痛みと向き合って
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